軍艦島上陸クルーズ

研究室旅行にて軍艦島ツアーに行ってきた

 

軍艦島を案内してくれたのは、軍艦島世界遺産にする会、代表の坂本さん

 

軍艦島で生まれ、育ち、青春時代を過ごした後に

炭鉱閉山によって故郷を捨てなければならなかった、その痛切な思いを感じた

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観光地、魅惑の廃墟、映画の撮影場所...

 

でもそこにはかつて東京都の9倍の人口密度で生きた人々の生活の場だった

 

学校、美容室、病院、市場、映画館

生活に必要なものはほとんど揃った

パチンコ、遊郭もあったという

 

 

47年前、当時小学生だった少年が家を離れる際にふすまに記した言葉

 

「金魚とことりをおねがいします

えさは少しでいい」

 

この書き置きを見て、誰かがペットの餌をあげてくれるだろうと期待したのだろう

 

しかし、その思いを叶えられる人は誰もいなかった

 

 

当時の人々に思いを馳せると涙が出そうになった